みなみ北海道IRONMAN JAPAN 2026 今村選手レポート | Zoot Sports JAPAN トライアスロン 日本公式ショップ

Information

2025/09/22 17:16

先日2025/9/14に開催された大会レポートになります。
IRONMANを目指しているアスリートの皆さんのご参考になれば幸いです。


SWIM 55:12

前日の暴風雨から波が高く、コンディションがいいとは言えない状況の中ローリングスタートの号砲が鳴る。先頭で出ようかとも考えたが、前の人の流れで泳ぎたくて5列目くらいからスタート。
スタートしてからしばらくは遠浅が続くのでドルフィンで進む、泳げるようになってからは少し前にいた選手と淡々と。波が高くブイが見ずらい、前の選手を頼りに一番奥のブイを回ると次のブイが全く見えない、一旦止まって確認。赤いブイがあるのに前の選手はその次の黄色いブイに向かっていたので離脱して赤いブイをパス、1.9kmの1周回目終了、27分まあまあ
2周回目に入る時に軽石みたいなのを踏んだのだが、多分ウニ、、、泳ぎながらバタ足で足を重ねていたいくないか確認すると痛みはない。よし、大丈夫、奥の赤いブイを周り次に向かっているとスタッフから黄色いブイに向かうように指示されたので、疑問に思いながらも前へ進みスイムフィニッシュ。


肩がまわし易く、非常に軽く薄いので、ウエットスーツじゃないほどです。
それでいて腰回りから太ももが、5mmの生地を使っているので浮力を感じられます。何よりデザインがカッコいい!


BIKE 5:30:32

バイクは少し下道を走って自動車専用道路を3周回、バイクは無理なく行こうと決めていたので、他を意識することなく淡々と、周回で4回ある茂辺地インターの登り坂でインナーからアウターに変えた瞬間チェーン落ち、、、もう絶対インナーには入れないと決めてそこからはずっとアウターで。進んでいるとフロントに軟らかい感触が、、、はい、パンク。
チューブは持っていたので折り返しのメカニックがあるところまで頑張って、そこで自分でチューブ交換、空気は入れてもらいまいた。10分くらいロス仕方ない、これも含めてレース焦りは禁物。その後中盤くらいで長い下り後の段差で補給ボトルが飛んでいってしまい、折り返して探したのですが見つからず、後半はヘロヘロで力が入らなくなってしまいました。
それでもあと少しと言い聞かせて最後の木古内インターを抜けてトランジットへ。



RUN 3:11:24

ランスタートしてからヘロヘロだったので、補給ジェルを多めに摂りながらペースを維持、応援してもらって辛いけど頑張れる。トランジットから階段を降りて、線路沿いの下りで両足のハムストリングが攣ってしまったがなるべくエコな走り方を意識して周回コースを走る。バイク後半でヘロヘロだったが元気が出てきて設定を上回るペースで走ることができて、前にいる選手をごぼう抜きにしていく。どこまで順位を上げられるか分からないが、トレーニングしてきた以上のものは出せないので無理しない範囲で淡々と。周回コース上に2箇所の登りがあり、3周回なので6回、その坂を登らないといけない。
ラスト1周回に入ると、走り込みしていなかったため、ペースが少し落ちてきたが気力だけで走る。今回のランコースは3周回なのでコース上にあるキロ表示は一切見ないようにして、ここを3周と意識づけ、なるべく意識からくる疲労を軽減する作戦。これがかなりいい。思い込みって大切、あと少しと頑張れる。結果後半10キロが10〜20秒落ち、フィニッシュゲートが見えると笑顔になれた。


最後は気合いのジャンピングゴールでフィニッシュ。
2026年10月10日にコロナ禍以降別々で開催されていた男女同時開催のハワイ島コナでの、世界選手権の出場権を獲得することができました。
いつも温かいご支援、本当に心から感謝しております。

Time 9:45:17 
Overall 17
Men40-44 5th


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